intacs、サイバーセキュリティ(以下CS)のアセッサー体系を含む、新トレーニング体系を決定

昨日行われたintacs地域代表会議にて、intacsより大変重要な決定が発表されました。

【ポイント】
・遂にCSのアセッサースキームが決定
・上記に伴い、intacs公認トレーニングの新体系が決定

CSのアセスメントを誰がどのようにやるのか、長らく決定が待たれていましたが、VDAとintacs間で遂に決定がなされました。
結論から申しますと、Automotive SPICE同様「intacs + VDA QMC」になります。
つまりアセッサーの管理組織はintacsで、認証機関はVDA QMCが担います。

CSアセスメントに関する目標マイルストンは以下の通りです。

2021/10 CSアセッサー向けトレーニングマテリアルのリリース
2022/1 CSアセッサー向けトレーニング開始
2022/7 CSアセスメント開始

CSアセッサー向けトレーニングは、現時点では3日とされています。

そして、今回CSアセスメント向けトレーニング体系を追加するにあたって、既存のトレーニング体系も全面改訂されます(目標マイルストンは上記同様)。

◯既存のトレーニング体系
①5日間のプロビジョナルアセッサートレーニング
②5日間のコンピテントアセッサートレーニング
③2日間のVDAガイドライントレーニング
※③は試験は無く、受講順序は不問

◯新規のトレーニング体系
①4日間のプロセスエキスパートトレーニング (VDAガイドラインの詳細)
②4日間のプロビジョナルアセッサートレーニング
③5日間のコンピテントアセッサートレーニング
※①も試験が有り、受講は必ず最初

トレーニング体系の改定に伴って移行期間が設定されますが、詳細は未定です。

ちなみに、既に発行されているハードウェアやメカのAutomotive SPICE拡張版に関するアセッサートレーニング体系に関しては、未定です。 

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参考文献:Automotive SPICE for Cybersecurity (リンク)

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